家庭での保存

良質のワインを、湿度や温度、遮光にこだわった保存状態のよいお店で購入したとします。

しかし家に持ち帰ってからの保存状態がよくなければ、せっかくの良質なワインもそのおいしさを楽しめなくなってしまいます。

手頃なテーブルワインであれば、それほど保存に気を使うことはありませんが、ちょっと値の張る良いワインを買ってきたら、できるだけ温度変化が少なく暗くて涼しい場所を選んで保存しておきたいですね。

まずビールやその他食品と同じようにさっと入れてしまいがちな冷蔵庫は、ワインの保存には向いていません。

冷蔵庫に長い間保存していると、熟成が止まるだけでなくコルクが乾燥してしまいます。

さらに扉を開け閉めする際の振動や、他の食品のにおいもありますので、ワインの長期保存には適していません。

良いワインを買ってきたら、発泡スチロール製の箱やダンボール箱、木箱など断熱効果の高い入れ物にワインを寝かせて入れ、温度変化の少なく涼しい場所に保管しましょう。

床下収納、納戸、縁の下などが適当だと思います。

キッチンやリビングは、温度変化も激しく光もありますので長期の保存場所としては向いていません。

日本は四季があり夏は蒸し暑く冬は寒いので、ワインを一般家庭内で理想的な状態で保存するのはなかなか難しいのが実情です。

そのため、予算と場所が許すのであれば一般家庭用のワインセラーを用意するのもひとつの方法です。
しかし常時良いワインを何本も保存する必要がなければ、わざわざ値の張るワインセラーを購入するのも気が引けますよね。
やはり高級なワインを購入したときは、できるだけ早く飲んでしまうことが一番でしょう。