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ピノ・ノワール

フランス・ボルドー地方の代表品種がカベルネ・ソーヴィニヨンであることは前に紹介しましたが、ここではブルゴーニュ地方の主要品種であるピノ・ノワールを紹介したいと思います。

ピノ・ノワールは気まぐれな品種と言われ、栽培される土地を激しく選り好みします。
よい土地で上手く育てることができれば、最高傑作とも言える名品のワインを生み出すことができます。
このように土壌に敏感な品種のため、育つ土地によってワインの出来も様々に違ってきます。
ブルゴーニュ地方はやせた土地で、成分の異なる石灰質、粘土質、珪酸土の3種類の土が何層にも積み重なった構造になっています。
それぞれの土壌によりワインの出来も異なり、石灰質の土壌で育つピノ・ノワールからは香りのよいワインが、粘土質の土壌で育つものからはコクのあるワインが、そして珪酸土の土壌からは軽いワインができると言われます。

一般的にピノ・ノワールは果実味が強くとてもフルーティーなワインができます。
深みのある明るい紅色をしており、華やかな印象の赤ワインです。
香りはいちごやラズベリー、チェリーなどに例えられ、熟成が進むときのこの香りや土っぽい香りもついてくると言われます。
やや酸味が強く、タンニンの渋みより果実味のまさるワインができます。

また、ピノ・ノワールは赤ワインに使われるだけでなく、シャンパーニュ地方ではこの品種を使って白ワインも造られています。
ピノ・ノワールを用いたシャンパンは、コクのある味わいになります。